前二作の、『北海道 道の駅地名めぐりの旅』と『北海道 海岸線地名めぐりの旅』は、新旧の5万分の1地形図を比較することによって、地名の起源を探究し地誌としてまとめたものであった。 本書は新旧の20万分の1地勢図を比較することにより、全道84地域について、「温泉」(219)と[道の駅](105)の所在地を中心にまとめた。また、約120年前のアイヌ語地名で覆われた地図と、最新の国土地理院発行の同図幅を比較することにより、地名がどのように付けられ、地域がどう変容してきたかを検証したものである。 また、地名研究の糸口を150年前に本道を踏査し、アイヌ語地名やその由来、川筋などの自然を詳しく記録している松浦武四郎の日誌に求め古地図復元の原点としている。地名を通して地域変容の歴史を探り、今は消えゆくアイヌ語地名を大切にすることが、地域を愛し自然を大切にすることにつながると考え、アイヌの人たちが生き生きと生活していた住時を偲び、いつまでも美しい郷土であってほしいとの願いを込めて発刊されたものである。
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著者/尾�� 功
A5/356頁
定価: 2,800円+税(税込 3,080円)
ISBN-978-4-8328-1108-9 |
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